採用面接で必ず確認するべきこと!注意するべきこと!
外国人を雇用しようとされる企業様が、採用の面接で確認するべきことがいくつかあります。
日本人を雇用するのであれば、求人募集をかけ、応募書類をチェック・書類選考後、採用試験・面接、結果を見て採用を決定するのが流れが一般です。
この流れは外国人を採用する場合(留学生・中途採用)でも同様です。
①入社後、従事させる業務内容と専攻科目の関連性
採用面接のときに、日本人を面接するのとは違い、外国人の学校で学んだ内容(履修証明書・成績証明書等)で御社の募集する業務とリンクするかを確認する必要があります。
業務内容が単純労働(品出し・レジ打ち等)では、在留資格である技術・人文知識・国際業務を取得することは出来ません。
専門的・技術的な業務に就くことが前提となります。
留学生の場合は学歴、専攻科目、中途採用の場合はさらに前職での従事した業務、従事した年数などを確認する必要があります。
いくら良い人材だからという理由だけでなく、在留資格の許可がとれるかということも考えながらの面接をしなければなりません。
②在留許可が出ない場合の注意事項
人物的に問題がなく採用したいと考えても、入社するまでに御社で働くためには、在留資格の取得が不可欠となります。
会社がいくら採用を決めても、必ずしも在留資格の許可が出るとは限りません。
よくあるのが、会社には問題がない場合でも、留学生本人に問題があることがあります。
例えば、留学期間に資格外活動許可を得てアルバイトをしていても、週28時間をオーバーして働いてしまった場合は、在留状況不良ということで許可が出ない可能性があります。
入社までに在留資格の許可されなければ、内定は取り消すということを内定通知書に記載される方が賢明です。
面接時には現在持っている在留カードを確認されることもお勧め致します。
在留カードには、在留資格・在留期間・有効期限などの情報が記載されています。
今、どんな資格でいつまでいることが出来るのかは確認をとるべきです。
面接時での対応、確認事項でご相談があれば、お問い合わせフォームからお問い合わせください。